2010年7月19日月曜日

事件はスキマで起こっている!

押上のスキマは大変なことになっていた。







なんだこれは!

これは事件だ!







「室井さん、大変です!」



「・・・。」

「事件はスキマで起こっているんです!」


「室井管理官!どうして何も言ってくれないんですか!」



「・・・。」

すまん、手抜きな感じのアップでゴメンなさい。


和久さんからも謝る。


「次行ってみよー!」








2010年7月15日木曜日

スキマ・スゴイ。

門前仲町散策では、いろんな 「スキマ埋め」 への
新しいチャレンジを見ることが出来た。

飽くなき 「スキマを埋める」 ことへの意思。

様々な形態、素材、形式…

おそらく最近の建築であろう、不動産屋同士のスキマ


アルミ枠に半透明のアクリル板。

しかも、扉になっているわけではなく、完全にとうせんぼ状態。

スキマが自由な幅なので、既製品ではないだろうが、
かなり存在感のある「スキマ埋め」状態だ。

どっかで見たことある、とおもったら、会議室のサインだ。

日学 ホワイトボード案内板(両面タイプ) キャスターなし CS-415
     ↑ こんなの。

「スキマ 埋めました」とか、

「スキマ、なう。」とか書いていて欲しい。

この形式、「パネルタイプ」とでも言おうか。
児玉清、アタック25な感じで。



一方、こんな「スキマ埋め」も。


ちゃんと「スキマ」があるのだ。

でもわからないくらいの繁茂っぷり。

わけがわかなくなっている。

「隙間庭園」だが、茂ってるたらない。

「もっさー!」みたいな。

写真で見ると「海ぶどう」みたいに見えてくる。
(この間食べたからか...)

下町のスキマ、熱いです。目が離せません。

2010年7月14日水曜日

キング・オブ・スキマ

お待たせしました。(待ってない。)

スキマに魅せられ、どうかしちゃった 大山顕ワークショップ@渋谷 。

「スキマの埋めっぷり」をするどく追求し始めた2時間マチ歩き。

そのなかで最も衝撃的で美しかったスキマ。



それが、これ。





ステキだ。美しい、美しすぎる。


歩道に面した片方のビル外壁は、濃灰色の花崗岩本磨き。
もう片方はいわゆる「ライオンズマンション色」タイルの外壁。

その両方のテクスチュア豊かな外壁に囲まれたスキマが、
まるで光を発するかのような白さに塗られている!

なんびとも立ち入ることのできない神々しさ。
(しかも奥に自転車あるけど僕には見えてないw)


「埋めっぷり」を見つけようとして、最も興味深かったのが
スキマを「埋めない」ことだった、というこのアンビバレント感。


このスキマに直面して、まずシンクロしたのが

ダニ・カラヴァンのインスタレーションだ。



(@札幌芸術の森 ダニ・カラヴァン「隠された庭への道」

リンク先の「日時計の庭」のスリットをみてほしい。

スキマとの対峙とその体験は、自分を見つめ、場所を知覚させる「装置」
なのかも知れない。。。

なんて、マジメなことを少し感じることができた。


あ。


あんまり笑いの要素の少ないアップだけど、無理にもっていくのなら、

スキマ界の「チャンピオン」
アリスが歌う 「You are KING of The KING ♪ デデン!」 的なステキ加減。


2010年7月12日月曜日

スキマはモードだ。

先日、東京静脈クルーズ で訪れた門前仲町。

そんなツアーの中でもスキマへの追求は止まらない。

下町のスキマはいま最先端なのかもしれない、という光景に出会った。


モードだ。

プレタポルテだ。

門前仲町コレクションだ。(アド街かよ、と。)


フランス語風に書けば、”Mont-NAKA Collection”


それにしても、なぜスキマにマネキンという発想になったのか。

今回、春/夏コレクションだろうから、次回はぜひ秋/冬コレクションで出会いたい。


いや、もしかしたら毎日コーディネートが変わっているのかもしれない。

「読モが教える♪鉄板アイテム☆一週間着まわしコーデ」((C)宝島社)

とかやっているのだろうか。

スキマで。


2010年7月11日日曜日

エルドラド

全国183人(推定、当社調べ)のスキマ・ファンの皆様こんにちは。

今日は読者の方からのとってもステキなスキマ物件の投稿をご紹介します。

世田谷区にお住まいの、ペンネーム「悪ぃ子いねぇがー」さん。ありがとう。



スバラシイです。

スキマがポリタンクのエルドラド状態。
かつて彦摩呂が「ポリタンクの桃源郷や!」と言ったとか言わなかったとか。(言ってない)

しかも、注目すべきはポリタンクの並び方。

上上下下下に並んでいます。

スキマ界の無敵コマンドです。


無敵でステキなスキマの埋め方。

この形式を「ポリリズム」と呼ぶことにします。

2010年7月8日木曜日

オマージュとして

まずは、見て欲しい。感じて欲しい、このスキマの状態を。




「蕎麦前料理」って何?・・・というのはこのブログでは扱わない。(気にはなるが)


掃除道具によるスキマ埋め、というこのアイディアである。


スキマに掃除道具。




・・・松居一代へのオマージュだ。



ちなみに、ウィキペディアで「松居一代」を調べると、


近年では、掃除に気合が入っている女性として、広く世間に認知されており、


って、そんな認知のされ方はいやだ。

外蛇口タイプや自販機タイプのように、固定的な埋め方ではない、テンポラリーさが特徴だ。


「このスキマ、使ってます!(だから入っちゃダメよ)」という主張。




これも。バケツの幅分ぴったりのスキマ。


しかも、ご丁寧にバックにホウキまで控えている。
松居一代の影に隠れる船越英一郎のように。

今回調べてわかったのは、松居一代が11PMの「大阪イレブン」のひとりとして
藤本義一の横に並んでいた、という事実だ。

あ。全くスキマとは関係ない話題で終わってしまったが、
この事実自体がスキマのようなものかもしれない。


2010年7月6日火曜日

隙間庭園

よく隙間ネタが続きますよね、ホント。
でも、ものすごく奥が深くて面白い世界が広がっていると思うんです、スキマ。

今回は、乾いた東京砂漠(唄:内山田洋とクールファイブ)に、
一滴の潤いを与える 「隙間庭園」 をご紹介。

スキマは「埋め」ずにはいられない人間の性(さが)として、硬いもの、堅固なもので
埋めてきたのはこれまで御覧頂いての通り。しかし、ウェットな日本人の習性として
スキマ埋めにすら「潤い」を求めた事例が相当数認められたのです。


こーゆー感じに。
これは特に隣のすだれと相まって涼しげで潤いあふれる風情を醸し出している。

あるいは、

こんな感じに。

香り高く、潤い豊かに…

これは都市のスキマにおける「ハーブ」ではないのか。




イタリアンパセリのように。


あるいは、これは東南アジアの香り、
そう、パクチーのように。

まさに、「青いパパイヤの香り」。
トラン・アン・ユンも納得の叙情感だ。

2010年7月4日日曜日

埋めます、スキマ。

前回は、埋めようとすればするほど顕在化する「スキマ」の実態に迫った。(よね?)

今回は、キチンと「埋める」ことができた「スキマ」を紹介。

ま、「埋めたらスキマ、なくなるじゃん」というツッコミは華麗にスルーします。
なぜかって、ぼくにはスキマが見えるから。

たとえばこんな。


で、この物件の鑑賞のツボは、画面中央の「スキマ」ではない。
画面右の平坦な壁と、柱状に小段のついたアイボリーウォール。

その両者の「白系塗装の微妙な色の違いの部分」



ここです。これがすなわち、今日扱うところの「スキマ」である。

敷地境界線で双方の土地のギリギリの攻防を見せた前回と違い、
完全に右の土地の方が左の土地の方に「ドン突き」している状態なのです。

「となりのひとの壁に寄りかかって埋めてしまう」というスキマ処理。

その技や見事。

このタイプ、実は住宅街には多く見られて、
塀がずーと続いている、なんていう場所にはありがちなパターンなのかも。


これもステキに埋められている、スキマ。
しかも以前に建てられてであろう塀の上からかぶさっている。
ハイブリッドスキマ処理。

「そこまで埋めたいの?」という、人間の「スキマ埋め」への飽くなき追求の姿に胸が熱くなる瞬間である。

渋谷編でもっとも「埋め」への情熱を感じた物件がこれ。




今にも葉加瀬太郎がヴァイオリンを奏でそうだ。あるいは、
「見てくれこの”埋め”!見てくれこの”埋め”!」(声:杉本清)な感じだ。

このスキマはこーゆー構造になっている。



立派な鉄扉と隣家のブロック塀の極狭いスキマをモルタルで埋めている!
しかもかなりぴったり、きっちりと。

律儀ったらない。

「見てくれこの”埋め”!」

スキマ埋め界のテンポイントに相応しいといえよう。


2010年7月3日土曜日

スキマ道の極北

すこしマジメに考察すると、「敷地境界線」という、目に見えない、幅を持たないライン。
そのラインまでを敷地内の人々はどのように「自分の領域」であることを主張しているのか。
すなわち「敷地境界線で隣り合うニ者の空隙とその表現」が、ぼくの扱う「スキマ」です。
(2010.7.3現在の定義)

いままで見てきた様々なタイプは、物を置いたり、塞いだりして
「スキマを埋める」ことができた、ある意味、幸せなスキマ達。

今回紹介するのは、「スキマ」界の仁義なき戦いである。


今回の渋谷散歩で採集したスキマ道の極北。
下部の道路境界縁石のずれの部分が「敷地境界線」である。
左の敷地も境界線いっぱいに塀を立て、右の敷地も同様に塀を立てる。

その結果生まれた、極小の「スキマ」。



あるいはこの事例も。

「埋まることのない両者の溝」
というのはこのことを言うのだろう。

両者が障壁を立てると「スキマ」は「埋まらず」に「顕在化」する。


埋めたいがゆえに顕在化する「スキマ」たち。

人間存在のちっぽけさを実感する瞬間だ。(そうか?まぁ、いい。)


2010年7月2日金曜日

涼しげカジュアルなスキマ

みんな大好き!埋められたマチのスキマ達。

たとえば、こういう風に埋められてしまうと、スキマの奥は見通せなくなってしまうよね。

  完全なる「フィクスタイプ」

見通そうとするスキマ鑑賞家の眼力を拒むソリッドでフィクスな埋めっぷり。
これはこれで、質感が消されていて素敵な埋めっぷりだが、
「奥を見通したい」というカジュアルな欲求には残念ながら答えてくれない。

ならば、どうだ、「シースルー」。

  涼しげ「シースルータイプ」

シャレオツだ。涼しげで、カジュアルで、夏にぴったり。

しかも、このシースルータイプ、「エレクターシェルフの流用」だと気づいたあなたは、
もう立派なスキマ鑑賞家の素質がある。 
 ・
 ・
独立して実家を出た息子の部屋。引越し先では大きくかさばり、
使わなくなったエレクターシェルフがかつての息子の勉強部屋に残る。

「この鉄棚、重いし捨てちゃおうか」
「あなた、あれ、スキマ埋めるのにちょうどいいんじゃなくて?」
「そうだなあ、立てかけとけばスキマ埋められるよな。」
 ・
 ・
そんな老夫婦の会話すら垣間見える。家庭のスキマ問題が解決した瞬間だ。

「見せつつ、閉じる」という極めてアンビバレントで素敵な埋めっぷり。
風通しのよさ、透明性の高さ、二重丸。
相撲協会は見習うべきだろう、このスキマのありようを。

2010年7月1日木曜日

スキマ・アイテム

スキマ、素敵だよね。スキマから目が離せないね。
そんな、要チェックなスキマ・ボーイ、スキマ・ガール達に
この夏一番のスキマ・アイテムをご紹介!

・・・・いや、ちがうな、このアプローチ。

スキマと親和性の高いアイテムというのが存在するんですよ。

スキマに入り込むのは、なにも「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造だけではないのだ。
「どーん!」(古いなネタが。)(C)藤子不二雄A


最も目を引いたのが「自動販売機」。



階段手摺や下部の取り合いからも分かるように、
自販機を置くためにスキマが広がっている!
しかも、自販機+ゴミ箱で完結した幅を構成しているところなど、
都市の様式美を感じずにはいられない。

実は、自販機とゴミ箱が悠久の昔から存在していて、
それらを避けるように建物が立っているのではないか?とすら…

すまん、言い過ぎた。



次に目立ったスキマ・アイテムが、「外蛇口」だ。
外蛇口界の第一人者 @gonzke 氏がするどく追求している都市アイテムのひとつだ



スキマが外蛇口でブロックされている。
あたかも、穢れを払う「水」の存在を誇示するかのように、
我々見るものをスキマへ近づけようとしないこの神々しさ…

すまん、また言い過ぎだ。

でも、こーやって「使ってる感」を演出する装置を埋め込むことで、
スキマの存在を消そうとしているのではないか、
という仮説を立ててみた。どうだろうか。